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  • Yuichi Nishikita

効率は○○を殺す


こんばんは。CHAILABLOGを運営しているYuichiです。日本語教師をしたり、京都で国際交流のイベントをしています。今日は昨日の予告通りの内容の記事を書きます。2020年4月からテレワーク が始まった企業も増えたと思います。かくいう私が勤めている日本語学校でも、毎週1回はテレワーク をしています。はじめはできるか心配ですが、控えめにいって快適です。


授業だけに専念できるし、Wi-Fi環境は申し分ないし、ちょっと疲れたらコーヒーも飲めるし、トイレにもすぐに行ける。通勤時間にかけていた時間を掃除や洗濯など家事にも当てることができています。確かに、いいこと尽くめのような気がします。このまま1週間のほとんどをテレワーク にできないだろうか。そう思っていた矢先、昨日読んでいた本にこんな一文を見つけて、震え上がりました。



【効率は創造性を殺す】

「殺す」ってなんだか物騒な言い方ですが、本当に効率だけを重視していくことが最善なのでしょうか。問いを立ててみました。

◆ルーティンを疑う



 テレワーク が始まっていいことは時間を短縮できただけではありません。それはルーティンが変化することで、今までのルーティンを疑うことができたということです。

一つにはメールチェックがありました。今までは出勤して一度、午前中の空きコマに一度、退勤前に一度などチェックの回数が多かったことに気がつきました。メールを見る回数を決めて、一気に返した方が、他の作業に集中できそうだと考えました。

 また、いつも通ってる道を外れて、違う道で出勤したとき、こんなところで体操している人がいる、朝から走っている人がいる、川縁に座って音楽を聴きながら手帳にメモを開いている人がいるなど、

見えてくる景色が変わりました。

ルーティンを変えることで、アイディアが浮かぶヒントの質を強制的に変えられることに気がつきました。以降、できるだけ違う道を選んで通勤するようにしています。

◆効率のいい授業は見た目はいいけれど




 オンライン授業が始まって、来月でちょうど一年になります。自分の中では卒なくこなせるようになりましたが、やはり対面授業にはかないません。それはただ対面であって学生と先生の意思が伝わりやすいという結論ならば、あまりにも解像度が低いと思います。

 オンライン授業の場合、カメラを切っている学生が多く、先生が受け取る情報が少なくなります。その結果、テンポよく授業をするには、ある程度先生がリズムを作っていかなければいけません。見た目はスラスラ進んでいますが、意外と学習項目が定着していなかったり、抜け落ちていたりすることが多々あります。課題を出してもなかなか提出してくれなかったりします。

どうやら、手軽に手に入ってしまうと思ったら、「なんとかして」という気持ちがわかないんでしょう。


 対面授業では、ジェスチャー、表情など、最小のヒントを出して、学生に答えを考えさせる場面があります。そのとき、「あーでもない、こーでもない」と頭を捻らせて、結局答えにはたどり着けなかった、あるいはなんとかして答えにたどり着くことができたなど、

紆余曲折があって、授業が進んでいきます。

大変な思い、回り道をしたからこそ深く知識としてその人に定着するのでしょうか。

また、先生側としては説明の途中で、全く関係のない質問が飛んでくるのは厄介です笑

 ただ、熱々の状態で浮かび上がった疑問が解消された時に、どれだけすっきりすることか。それがわかっているので、私はいかなるタイミングも、できるだけその質問を拾おうと思っています。あまりに授業の妨げになるものは後回しにしますが。。。 結局、不便益という言葉があるように、回り道したり、めんどくさいことをした方が、深みが増し、新しいアイディアに浮かぶことがあるということを

頭の片隅に置いておくべきだと思いました。

便利な世の中だからこそ、忘れないようにしたいです。

みなさんがクリエィティブになるために、意識していることはなんですか?

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