Yuichi Nishikita
留学生に感謝

こんにちは。ゆーいちです。
日本語教師をしたり、OUCHI de Internationalという国際交流イベントを主催しています。
先日、こちらの記事を販売し始めました。 https://note.com/chailand6/n/n06d46752b808

・これからオンラインレッスンを始めたい方
・生徒さんと誓約したもののなかなか続かない方
・実際にどう営業したらいいかわからない方
に私の7年間の経験を全て盛り込んでいますので、よかったら覗いてみてください。
世間は卒業シーズンで、かくいう私の勤務校でも、先日今学期が終了しました。
今日は、大変な状況でも日本語の勉強を続けてくださった留学生への感謝の気持ちと、この一年で身についた力について振り返りたいと思います。

◆迷走する授業スタイル
去年の今頃は、本当に手探りの状態でオンラインレッスンを始めることにしました。私以外、zoomを使ったことがない先生方ばかりだったので、
まずzoomとは何というところや、マニュアル作りから1から始めました。
オンラインで教えるときに以下の問題点に遭遇しました。
・学校、学生共にネット環境が整っていない ・PCなどのインフラが古い ・学生に当てるタイミングがわからない ・板書をどうすればいいかわからない ・ペアワークの仕方がわからない ・学生の集中力を持続させられない ・勉強に対するモチベーションが湧かない
など様々な課題がある中でのスタートでした。
今考えると、なんとかその時、その時に対処してやってこられましたが、
本当に留学生のみなさんに感謝です。
授業スタイルも迷走していて、
一時期は、分散授業をやったことがありました。
要は、ひとクラスを2つのグループにわけ、Aグループが対面、Bグループがオンラインにしました。分散授業の時の、Bグループ(オンラインの学生)をどう満足させるかなどの議論をしたり、
本来は対面授業の学生に大満足してもらうという目的から逸脱していました。
その結果、対面できている学生、オンラインで参加している学生、どちらに対しても中途半端な授業をしてしまい、急遽方向転換せざるを得なくなりました。
改めて気がついたことは、やはり対面授業には勝てないということでした。

◆気持ちで満足してもらう
正直なところ、私たち教師側も満足できる授業だったとは言えないと思います。たくさんご迷惑をおかけしたことと思います。そんな中、信じてついてきてくれて、最終的には12月のJLPTの合格実績も例年以上の成績を納め、無事に進路が決まって、送り出せたので、ほっとしています。
個人的にクラスで意識していたことは、「とにかくレッスンを楽しく受けてもらう」ということでした。
今年度のはじめの頃は、どうやれば効率的に授業を運営できるかなど、「スキル」ばかりに気をとられていました。どう楽しんでもらうかなど、「メンタル面」を意識できていませんでした。
途中では、オンラインレッスンを受けていて、ストレスになる部分を徹底的に排除するようにしました。
・音声が聞いとりづらい ・先生ばかり話す ・学生が待っている時間が長い ・ネット環境が悪い ・話のやりとりに時間差ができる ・カメラを付けなきゃいけない

特に、最後のカメラをつけることに関しては、賛否両論ありましたが、
私はかなりゆるく構えていて、別にカメラを切っていてもいいとしました。
その理由は、オンラインでレッスンを受けざるを得なくなった以上、どう受けるかは学生次第だからです。
ちゃんと授業で受け答えさえできていても、
ベッドの上からでもOKとしました。逆に、どこにいても授業の内容を聞かざるを得ないようにデザインしました。
例えば、
・15分に一回はペアワークがあり、クラスメイトと話さなければならない。
・チャットボックスに目標文型を使った例文を書かなければいけない。
などです。
そうすることで、オンライン授業でも、タスクができ、ずっと聞いている状態(集中力が切れやすい状態)を回避できるからです。
◆やはり留学生ありきだった
やはり今こうして私が仕事ができているのも、留学生ありきだと改めて感じました。今年度ほど、海外から留学生が来てくれることのありがたみを感じた事はありません。初心を大切にして、これからも一つ一つのレッスンを大切にしていきたいと思います。
また、この春に卒業された留学生のご活躍をお祈りして、この記事を追えたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。

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