- Yuichi Nishikita
自分のモノサシで生きる

おはようございます。CHAILABLOGを運営しているYuichiです。日本語教師をしたり、日本人と、外国人をつなぐ国際交流のイベントを主催しています。
皆さん1月はいかがお過ごしでしたか。あっという間だったと言う方も多いのではないでしょうか。私もその1人ですが、自分が進んでいる感覚を大事にしようと改めて思いました。
1ヶ月、漠然と不安になることは誰しもあるでしょう。先月ある本を読んで少し頭中が整理された気がします。
それは「地平線を追いかけて満員電車を降りてみた」という本です。
タイトルからして、軽い気持ちで小説を読めると思っていましたが、冒頭から面を食らいました。

人生に悩んだ人が行き着く劇場の支配人に、自分とは何か、あなたが本当に欲しているものは何かを明らかにさせてくれる本です。
1番刺さった言葉は
「それはあなたが求めていたのではなく、周りの物差しと比較してそうあらねばならないと、もう1人のあなたが言っているに過ぎない」
「それは本当のあなたではない」
この言葉です。
私もどこかで誰かと比較している部分があって、勝手に落ち込んでいることもありました。ただ、積み上げてきたものこそが私であり、あくまで自分を受け入れた方が自然だと感じました。
では、私のありのままとはなんだろうか?
海外と繋がっている私
これがいつの間にか自然体になっている気がしました。
◆語学は血となり肉となる
皆さんが生きがいに感じる時はどんな時でしょうか。人を喜ばせた時、自分が成長できた時、仕事に対する対価をもらったとき、いろいろな要素があるでしょう。
私の場合は、この中で言うと人に喜んでもらった時や、自分が成長できたときに生きがいを感じます。なぜか外国語を勉強するということが楽しくて仕方がありません。

普段は日本語教師として、外国人に日本語を教えます。私たちの想像以上に日本語は難しいようで、頭の中でコードが絡まっていることがあります。そのコードを一本一本ほどき、それがクリアになったときのあの嬉しそうな学生の顔。それを見て一緒に成長しいくことが本当に楽しいです。
最近はもっともっと共感したいと思うと同時に、海外の方と母語で繋がれることの楽しさを覚えたので、私自身も常に学習者であり続けようという姿勢になりました。
自分ができない経験をしているからこそ、寄り添えるし、自分がレベルアップできた喜びを知っているからこそ、学生の成長に素直に喜べるのだと感じます。
語学で感じる事は、毎日続ければ進歩するということです。1日5分でもやれば前に進む。もちろん伸び悩む事はありますが、その伸び悩みも成長の一つだと捉え、前に進むことができます。日常がマンネリ化したくない人にとっては、語学は昨日と自分違う自分を感じることができるので良い方法ではないでしょうか。
他人のモノサシではなく、自分のモノサシで生きる
生まれてから、学校教育、社会に出てからは出世レースなど、私たちは無意識のうちに、競争、他人との比較のなかで価値を決められる【仕組み】の中にいます。
でも、その【仕組み】でつけられた点数が全てなのでしょうか?その点数でしかその人の価値は測れないのでしょうか?
私はその質問に対し、Noと答え、今いる自分に感謝し、誇りに思う自信を身につけていきたいと本書を読んで強く感じました。
モヤモヤしてきたと思ったら、何度も何度も読み返します。
◆イベント情報
京都オンラインインターナショナルパーティーは毎週木曜日日本時間の20:00から行います。次回は2月4日(木)です⭐️
京都で日本人と外国人を繋ぐオンラインイベントを主催しています。
・ゲームオタクスウェーデン人 ・日本大好きアメリカ人 ・元京都在住香港人 ・山を愛する山ガール ・英語を勉強し始めた大学生 その他優しい参加者がいらっしゃいます。もしよろしければ覗いてみてください。
いつも読んでいただいてありがとうございます! Yuichiでした⭐️